経済と社会

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  • ディフュージョンセオリー

  • 認知神経科学

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  • 適応的インタフェース



    以前と比較すると、コンピュータをはじめとする現代の情報機器のインタフェースはずいぶん改善され、そのユーザビリティ(使い易さ)はかなり向上してきましたが、それでも世の中には使いにくいインタフェースが存在します。このようなインタフェースの使いにくさの原因を主にユーザの心理的側面から分析し、使い易いインタフェースを作ることを行っています。特に、ユーザのインタフェースへの習熟を促すようなものや、ユーザの習熟に合わせてインタフェースの表示を適応的に変化させる適応的インタフェースの設計に力点をおいて研究しています。具体的には、ソフトウェアのバージョンアップ時に注目し、バージョンアップによる機能の変化をインタフェースに積極的に明示する「差分明示」と いう考え方を提案しました。そして、差分明示機能を組み込んだソフトウェアとしてスケジュール管理システムcschedを開発し、6週間にわたる評価実験を行ったところ、ユーザは差分明示によって、バージョンアップ時の機能変化にスムーズに適応できるようになることが示されました。



    差分明示機能を組み込んだインタフェースの例(クリックで図拡大