経済と社会

  • 行動ファイナンス

  • ディフュージョンセオリー

  • 認知神経科学

  • 速読の脳内機序の解明

  • 洞察問題解決の脳内機序の解明

  • 人と人工物のインタラクション

  • 非言語情報と行動を媒介にした人と人工物のインタラクション

  • アニマシー

  • 適応的インタフェース

  • 買物行動モデリング

  • その他

  • コラボレーション研究

  • 伝統芸能の科学

  • 錯視
  • 買物行動モデリング



    買物は、日ごろ誰もがこなすことのできる、一見、単純な行為のようですが、個人の目的や嗜好、TPO、懐具合、似たような商品からの選別、個別の商品の吟味…等々、実に複雑な計画と意思決定が入り混じることで成り立っています。我々のグループでは、買物を人間の高次な認知プロセスとみなし、観察、調査、インタビュー、各種センサーによる計測等を通じて、詳細かつ大量のデータを収集し、さらに、データマイニング、機械学習などの計算機技術を用いたモデル化と、それらを通じた法則の発見・解明を行っています。また、このような知識を情報システムに組み込むことで、実際の店舗で役立つサービス/コンテンツの最適化を実現します。刻々と変化する、人間の目的や状況を機械が理解し、適切な情報提供を行うシステム、すなわち、ユビキタス情報システムの開発・発展に向けて、買物という「現場」からアプローチする、実践的な取組みの形態とも言えます。現在進行中の研究プロジェクトは、(株)博報堂、(株)富士通研究所、(株)ボンラパスと共同で実施しており、福岡市に展開する、(株)ボンラパスの店舗を用いた調査・実証実験を行っています。